一般的に犬猫におけるワクチンとは、狂犬病ワクチンと混合ワクチンのことを指します。
犬は法律によって狂犬病ワクチン接種が義務付けられています(猫に接種義務はありません)。狂犬病ワクチンは毎年接種が必要です。
混合ワクチンは犬猫が日常生活を送る上で、感染リスクがある病気を予防します。予防する病気の中には、命に関わる病気もありますので、全てのペットに接種が推奨されます。混合ワクチンも通常毎年接種が必要ですが、ワクチンの種類や接種する犬猫の生活環境や体質によっては3年毎の接種プログラムも可能となっています。3年毎の接種プログラムをする場合には、ワクチンの抗体検査を行う必要があります。
狂犬病は、人も犬も発症するとほぼ100%死に至る非常に恐ろしい感染症です。日本では「狂犬病予防法」に基づき、生後90日齢以降の犬に狂犬病ワクチンの接種が義務付けられています。現在、日本は狂犬病のない清浄国ですが、空港や港から感染した動物がいつ侵入してもおかしくない状況です。予防率が低いと、狂犬病が国内に侵入した際に病気を抑えられず、狂犬病が常在化するリスクが増してしまうため、必ず毎年ワクチン接種をしましょう。
当院では5種と7種の混合ワクチン接種が可能です。これにより予防できる感染症は以下の通りです。犬レプトスピラ感染症は7種ワクチンで予防可能です。
当院では3種混合ワクチンの接種が可能です。これにより予防できる感染症は以下の通りです。
費用 | |
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猫3種ワクチン | 5,500円 |
犬5種ワクチン | 6,600円 |
犬7種ワクチン | 8,800円 |
ワクチン抗体検査(犬猫) | 6,600円 |